通信制高校でも借りることが出来る学費ローン

通信制高校を考えている学生の多くは「なるべく学費を安く済ませたい」と考えている方が多いと思います。学費を安く済ませるためには、公立の通信制高校の方がいいですよね。
しかし、公立の通信制高校は学費が安い分、サポート面では十分でないところもあり、1/3の生徒が卒業できないというデータもあります。
自主的にレポートを提出できる方でしたら大丈夫ですが、そうでない方はあまりお勧めできません。
そこで、3年間で確実に卒業するために私立の通信制高校に通いながら学費はローンを組むことをここで提案します。

ローンの種類

まず始めに、どのような種類のローンがあるのか見てみましょう。
お勧めするローンは大まかに教育ローンと学生ローン、カードローンをご提案します。
それでは、それぞれがどのようなものなのか詳しくみていきましょう。

国の教育ローン

こちらはJFCと呼ばれる日本政府金融公庫が貸し付けている教育一般貸付と呼ばれるローンです。
正直、国の機関なため、一番安心でお勧めだと言えます。
しかし、こちらは学生本人ではなく、保護者に向けたものです。
用途や申し込み方法など、詳しく解説していきます。

様々な用途に対応

授業料や入学金、通学のための定期代、さらにはパソコン購入代などと利用方法への制限は少ないため、大変便利と言えるでしょう。
さらに子供お一人につき350万円まで借りることができます。
これだけ借りることができれば、私立の通信制高校だけではなく、サポート校まで考えている方でも十分と言えるのではないでしょうか。

様々な返済プラン

最大借入額の次に心配することは金利ですよね。しかし、さすが国の機関なだけあり、在学中は利息のみの返済も可能です。
この教育一般貸付の金利は固定金利で1.78%、最長15年間かけて返済することができます。
さらには、母子家庭や世帯年収200万円以下の方のためには金利を下げることや返済期間を延ばす優遇制度もあります。
仕事をしていてなかなか店舗まで行く時間がない方でも、インターネットで24時間での申し込みができます。更に、10日前後で審査が終わり、契約も郵送でできるので安心ですね。
しかし、学校の合格発表の時期には申し込みが集中するので、入学金の振込が間に合わないという場合もあるので、2~3ヶ月前にお申し込みをしておくと安心です。キャンセルもいつでも出来るみたいなので早めに用意しておきましょう。

金融機関の教育ローン

続いては様々な金融機関が出している教育ローンを見ていきましょう。
先ほど紹介した、国の機関の教育一般貸付との大きな違いは審査が早い所です。しかしその分、変動金利の所が多いので少しわかりにくいかもしれません。
それでは、見てみましょう。

三井住友銀行の教育ローン

三井住友銀行の教育ローンは2種類あり、無担保型と有担保型があります。
無担保型は10万円〜300万円借りることができ、返済期間は1年〜10年です。
申し込みは電話やインターネットでできるのでとても便利です。
しかし、教育資金だと確認できる必要があるので、一度確認してみるといいでしょう。
一つの有担保型はなんと融資額が50万円から3000万円までです。
さらに、返済は1年から30年までできます。
これには驚きますね。しかし、指定された生命保険に加入できる条件が整っていないと申し込めないなど、審査の基準が厳しいので気をつけましょう。
また、申し込みも店頭のみなのでご注意ください。

楽天銀行の教育ローン

もう一つご紹介するのは楽天銀行の教育ローンです。
こちらはなんと最短2日で融資してもらえます。
楽天銀行の一番の特徴は返済方法のプランが多いところでしょう。

  • 毎月一定額の返済
  • ボーナスの月は多めの返済
  • 在学期間は利息のみ、卒業後は多く返済
  • 在学期間中は両親、卒業後は学生本人の返済

など様々なプランが用意されているのでとてもありがたいですね。
さらに、スマートフォンのアプリで契約の手続きができるのもネット銀行の特徴ですね。
そして固定金利、変動金利の二つから選ぶことができます。これも大変珍しいと言えます。固定金利の場合は3.9%です。変動金利は変更する場合があるのでご確認ください。

学生ローン

学生ローンと先ほど紹介した教育ローンの大きな違いは、学生ローンは学校のための費用だけではなく、プライベートのためでも借りることが出来るという点です。
通信制高校では学校に行かなくなることが原因で辞めてしまう人が非常に多いです。
その為、部活動への参加や多くの友達を作ることをお勧めします。
そういった目的のための交友費にも使うことができます。
それではいくつかお勧めの会社を見ていきましょう。

アミーゴ

こちらは1982年創業した非常に古くからある学生対象のみのための会社です。
お店に行くことなく、インターネットでお申し込みするだけで、最短なんと10分でお金を借りることができます。
年利は14.4%〜16.8%と一般的な学生ローンの相場とほぼ同じと言えます。
しかし、上限は50万円となっています。

カレッヂ

こちらも創業41年と古くからある会社です。
先ほど紹介したアミーゴと条件はあまり変わらず、上限50万円、年利15.0%〜17.0%です。
しかしこちらは保証人要らず、親への連絡も無いため人気となっているようです。
しかし、20歳未満の方は10万円以下しか貸してもらえません。
また、5ヶ月以上の滞納があると両親への連絡が入ります。

カードローン

続いてカードローンについて見ていきましょう。
こちらは学生本人が借りることができるものです。大きな特徴としては、審査は先ほどと比べて通りやすく、学生でも借りることができますが、上限が低いこともポイントです。
さらに、未成年の場合は両親による承諾も必要です。
しかし、簡単に借りることが出来るため、返済能力以上の金額を借りないことに気をつけましょう。
それでは学生に人気なカードローン機関をご紹介します。

プロミスのカードローン

プロミスのカードローンはよくテレビのCMでもよく目にするので人気なのも納得ですよね。
さらに、三井住友銀行と提携しているため安心です。
プロミスの一番の特徴は何と言っても最短30分で審査が通り、その日当日に現金がもらえることです。
審査を通ったあと、そのまま銀行のATMやコンビニのATMで現金を受け取ることができます。
そのため、「今すぐに必要」という方に非常に人気です。
また、最大30日無利息というのもプロミスの特徴です。メールアドレスを登録すれば最大30日間「タダ」で借りることが出来るということです。
スピード、利便性、安心感がプロミスの支持されているポイントですね。

ろうきんのカードローン

続いてご紹介するのは労働金庫のカードローンです。実はこれはあまり知られていないですが、地域によって未成年でも借りることができます。
関東エリアの中央ろうきんと東海のろうきんは20歳未満でも融資してもらえます。
しかし、同じ勤務先に最低一年以上勤務していることが条件としてある場合や、定期的な収入があるなどと厳しい条件があります。
銀行などのカードローンよりも上限金利は低く、お金に余裕のあまりない若者には非常にオススメです。
もう一つ注意するべきことは、ろうきんは即日では審査の結果は出ません。
その為、1ヶ月以上前から余裕を持って申し込みましょう。

学費のためでも気をつけて利用しよう

以上、教育ローン、学生ローン、カードローンの3つをご紹介しました。
通信制高校に通う方は何かしら理由があると思います。
せっかく通うため、きちんと卒業し、学生生活を楽しいものにしましょう。
その為にお金を借りることは決して悪いことではありません。
しかし、簡単にお金を借りることが出来てしまうので返済する能力がないにも関わらず、借りてしまうことの無いようにしましょう。
まずは学校に相談することもお勧めします。

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