通信制高校の生徒こそバイトしよう!勉強との両立方法も徹底解説

これから通うであろう通信制高校での生活が待ち遠しい方も多いのではないでしょうか?

高校に入って、勉強ややりたいことに熱中したり、部活に参加してみたいと考えたりするとワクワクしますよね。

そんな皆さんには、通信制高校に通うことになったらバイトに挑戦してみることをおすすめします!

一見、高校生のやることとして特におかしな点はないバイトですが、実は通信制高校の生徒にこそバイトに挑戦する意義があるのです。

今回は、通信制高校の生徒にこそおすすめするバイトの魅力と両立の方法をあなたに伝授します!

そもそも通信制高校の生徒はバイトしていいの?

そもそも通信制高校の生徒はバイトをしても問題ないのでしょうか
実際問題、通う高校によっては校則によってバイトを禁止されていたり、制限がかけられていたりする学校もあります。

また、大学生やフリーターなどに比べると、一般的な高校生は、毎日が過密なタイムスケジュールをこなす必要があります。

そのため、全ての高校生が気軽に勉強とバイトを両立させられるわけではありません。

しかし、そんな中、通信制高校の生徒は基本環境から異なっているのです!

校則違反にならない

一般的な高校と比べて、通信制高校と最も違う点は、「学校側によるバイトについての制限がない」ということです。

バイトに対して厳しい学校は校則といった学校が決めたルールによって制限されています。しかし、勉強以外のことにも挑戦しやすい環境づくりに協力的な通信制高校には、バイトに関する制限はないと言っても過言ではありません。

バイトをすることは校則違反にはならないという点が通信制高校の生徒の強みであると言えますね。

学費負担が比較的軽い

中には経済的な理由で学費を稼ぎながら通信制高校に通う生徒の方々もいらっしゃるかもしれません。

しかし、それでも通信制高校の学費は、公立だと10万円以内、私立でも50万円ほどで収まります。

全日制の高校などとも比べると、そこまで負担が大きいわけではありません。
そのため、学費の負担のためにバイトの給料がすべて持っていかれることもなく、自身のために使う金額にも余裕を持てるはずです。

だから、通信制高校の生徒は、バイトとの両立もすすめやすいということになります!

通信制高校の生徒こそバイトしよう!

では、通信制高校の生徒がバイトと両立することで得られる具体的なメリットはどんなものがあるでしょうか?

デメリットとも合わせて、皆さんも見てみてください。

バイトと両立させるメリット

まずは、勉強とバイトを両立させるメリットについてご紹介します。

シフトをたくさん入れやすい!

多くの高校生は、授業が終わった放課後や休日を利用してバイトのシフトを入れています。しかし、多くの高校生が同様の時間帯にシフトを入れようとするため、希望のシフトに入れないなど難しい点があります。

それでも通信制高校の生徒なら大丈夫です!

実際に学校やキャンパスに通う登校日(スクーリング日程)が少ない通信制高校の生徒なら、平日の午前中や昼間にもバイトのシフトを入れられるからです。

普段多くの高校生がいない時間帯に、余裕をもってシフトに入れるのは通信制高校の生徒に与えられた特権です。

また、職場にもよりますが、「高校生不可」とされているバイトにも受かる可能性があります!

労働時間などの法律的な問題はあなたが18歳以上であれば違法ではありません。

そして「高校生不可」としているバイトは、時間に融通の利きにくい全日制の高校生に対して制限しているパターンであることもあり得ます。

だからこそ、やってみたいバイトが「高校生不可」とされていても職場に問い合わせてみるといいでしょう。

複数のバイトを掛け持ちできる!

一般的な高校生と比べて、通信制高校の生徒は時間的余裕があります。

そのため、シフトをたくさん入れられるだけでなく、バイトの掛け持ちも可能になってきます。

他の高校生がバイトとの両立に苦しむ中、やってみたいバイト複数に挑戦できるのも通信制高校の生徒の特権です。

もし一日バイトに充てられるのならば、午前中はコンビニ、午後は喫茶店、夕方はレストランで働く…といったやり方もアリですね。

きちんとした生活習慣が身に着く!

通信制高校の多くは、スクーリング日程で実際に登校する日が決まっているとはいえ、全日制のように習慣的に決められているスケジュールではありません。

もしかしたら、通信制高校に入学してから、睡眠時間がバラバラの規則正しくない生活に慣れてしまうかもしれません…。

しかし、バイトをしていれば、無駄な時間を過ごすことや不規則な生活をせずに済むことになりそうです。

自身をあえて半強制的にスケジュール化するのに、労働時間が決められるバイトは効果的ですよ。

たくさんの経験と給与が手に入る!

そして何より、バイトをすることで得られる最大のメリットである数々の経験と給与を手に入れることができます

一般的な高校生よりも、たくさんのバイトを経験し、より多くの時間をバイトに費やす分給与の受取額にも期待できます。

バイトとの両立により、高校を卒業した時点で一般的な高校生よりはるかに社会人経験を積んでいるということは、圧倒的に有利な点であると言えるでしょう!

バイトと両立させるデメリット

勉強とバイトを両立させるのは理想ですが、やはりデメリットも存在しています。

そのデメリットを具体的に見ていきましょう。

シフトに縛られてしまうかも…

通信制高校の生徒は、シフトに自由がきくというメリットを持っていますが、それが裏目に出ることもあります…。

職場の社員さんにシフトを無理に入れられたり、ヘルプを半強制的に任せられたりすることもありえなくはないです。

万が一そのような良くない環境の職場にあった場合はそこでのバイトを辞めることをお勧めしますが、可能性の一つとして把握しておき、バイトの面接時「いつでもシフトに入れる」などと拡大的な発言は控えるなどの予防はしておきましょう

学歴で判断される職種は難しいかも…

高学歴重視や進学校に通う高校生に求められる職種は、バイト先によっては採用が難しいこともあります。

通信制高校の生徒の学力レベルが低いとは言えませんが、塾や家庭教師などの教育関連の職場は、現時点での学歴を重視する場合もあるので、そこでバイトするのが難しいようです。

勉強ややりたいことがおろそかになるかも…

また、バイトにのめり込みすぎて、勉強や課題などのやるべきことをおろそかにしてしまうこともありえます。

バイトとの両立を考えながら、無理しない範囲でのバイトをしていきたいですね。
この後、具体的なバイトとの両立の例を紹介していきますので、そちらもチェックしてくださいね!

通信制高校の生徒がバイトとの両立をするには?

ここでは、通信制高校の生徒が実際に勉強とバイトを両立できるスケジュール例を紹介していきます。

おすすめスケジュール

スクーリング日程が少なくバイトをたくさんしたい生徒向け

午前 午後 夜間」
月曜日 【登校】 課題を済ませる 飲食店でバイト
火曜日 カフェでバイト 飲食店でバイト
水曜日 コンビニでバイト 課題を済ませる カフェでバイト
木曜日
金曜日 コンビニでバイト 課題を済ませる 飲食店でバイト
土曜日 部活 部活
日曜日

登校する日程が少ない学校に通う場合は、このように勉強に使う時間以外を多くつぎ込むことで積極的にバイトに行くことができます。

また、スクーリング日程以外にも課題や提出物に取り掛かる時間を事前に決めておけば、部活に参加することや、フリーの日を作ることができますね。

スクーリング日程が過密で勉強を優先したい生徒向け

午前 午後 夜間」
月曜日 【登校】 【登校】 課題を済ませる
火曜日 課題を済ませる 資格の勉強 スーパーのバイト
水曜日 【登校】 【登校】 課題を済ませる
木曜日 課題を済ませる 資格の勉強 スーパーのバイト
金曜日
土曜日 【登校】 【登校】 課題を済ませる
日曜日 課題を済ませる 資格の勉強

スクーリング日程や課題に取り組む時間、そして何か資格を勉強している生徒さんを例として、このようなスケジュールを挙げてみました。

いかがでしょうか?

過密なスケジュールではありますが、フリーの時間もあり、勉強に集中しながらバイトにも行くことができそうですね。

勉強優先の無理のないスケジュールを!

どちらも現実的に可能なスケジュールです。

ぜひこれらのスケジュール例を参考に、あなただけの勉強とバイトが両立できるスケジュールを組んでみてください。

学生の本分は、やはり勉強です。

勉強ややらなければならないこと、夢や目標のためにやりたいことがあるならば、バイトより優先順位を上げて取り組んでくださいね。

通信制高校の生徒におすすめのバイト~ベスト3~

そろそろ皆さん、通信制高校に入学・転入したらすぐにバイトに行ってみたいと思うようになってきた頃でしょうか?

ここで、私が通信制高校の生徒さんにおすすめする両立しやすいバイトを3つご紹介します!

第1位 レストランなどの飲食店で働く

第1位は多くの若者がバイトをする場でもある飲食店です。

定番の仕事ではありますが、なんといっても「シフトの組みやすさ」や「時間帯による給料アップ」、「たくさんの人と関われる」といったメリットがたくさんあるため、おすすめのバイトです。

バイトに時間を割きやすい方は、昼間からシフトに入ることもできますし、特定の時間帯にしかシフトに入れない方もバイトの人数が多い飲食店では融通が利くでしょう。

また、早朝や深夜の時間帯は時給がアップするのでお財布に嬉しいところも見逃せません。

また、人と関わる時間が比較的少ない通信制高校の生徒にとってはバイト仲間や店員さん、お客さんとさまざまな人々とコミュニケーションをとることができます。

コミュニケーションが苦手な場合も、シフトをたくさん入れていけばその場になれるのも早くなるでしょうし、高校入学を機会に挑戦するという手もいいと思います。

というわけで、第1位は王道ながらも「飲食店でのバイト」でした。

第2位 イベント会場スタッフ

第2位はイベント会場のスタッフのバイトです。

比較的時間を自由に使うことができる通信制高校の生徒なら平日のイベント会場にも働きに行くこともできます。

他の高校生が学校で授業を受けている間、自分の好きなアーティストのライブ会場の設営や運営に関われると思うと嬉しくなりませんか?

また、イベント会場スタッフのバイトは、会場の設営など肉体労働を任されることが多いため、体を動かす機会のない方の場合は体力づくりやダイエットも兼ねてバイトに励むこともできます。

加えてイベントスタッフは1日総出の仕事であるため、給与額も高額であることが多く、一度に稼ぐことが可能なのです。

以上のような理由から、おすすめのバイト第2位は「イベントスタッフのバイト」でした。

第3位 在宅ワークのバイトで稼ぐ

第3位は在宅作業で仕事をするバイトです。

書類整理やパソコンワークなど内職としても行えるバイトです。

外の環境や人とのコミュニケーションが苦手な方や、パソコンが得意な方にはお勧めのバイトです。

このバイトは、自分の好きな時間に合わせて働くことができるので、バイトに行けないけど稼ぎたい方にもおすすめです。

勉強や他のやるべきことを優先しながら、またパソコンで通信制高校の課題を提出する片手間に稼ぐことができますよ。

第1位から第3位まで勉強と両立させやすいバイトであったと思います。

ぜひ、バイトをやるときの参考にしてみてください!

勉強とバイトを両立させた通信制高校ライフを送ろう!

いかがでしたでしょうか?

通信制高校の生徒にこそ、バイトをおすすめする理由やメリットがご理解いただけたでしょうか?

通信制高校の生徒である強みを生かして、勉強と両立させながらバイトに励んでみてください。

この記事があなたの通信制高校ライフを充実させるものになるよう祈っています!

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